肩こり
- 2022年5月25日
- 肩こり
今日は自分も悩んでいた肩こりについてのお話です。
首すじや首の付け根から肩、背中にかけての痛みがありひどいときは頭痛がでることもあります。この肩こりの原因や治し方について考えてみたいと思います。
肩こりに関係する筋肉は首の後ろから肩甲骨や背骨についている僧帽筋とゆう筋肉が中心になります。
この僧帽筋が固くなると肩甲骨の動きや血流が悪くなります。肩甲骨の動きが悪くなるとその周囲の筋肉に負担がかかり、痛みの原因になります。また、肩甲骨は肩の動きにも関係しているので肩や腕まで痛みがおこることもあります。
血流が悪くなると頭につく筋肉が固くなり、頭痛の原因になります。
~なぜ~僧帽筋が固くなるの~
長時間のパソコンやスマホでの作業は、首や背中が固くなる姿勢です。猫背や前かがみの姿勢が続くと僧帽筋に負担がかかり、固くなります。
運動不足やストレス、なで肩なども筋肉が固くなる要因になります。
血流は冷えるとさらに血管が細くなり、血流障害の原因になります。
このように長時間の猫背の姿勢とクーラーなどによる体を冷やしすぎることを防ぐ仏用があります。
~検査ではなにをみてるの~
まずは肩甲骨の動きをチェックします。肩の動きや首の動きも大切です。
そして、レントゲン検査で骨の並びをみます。
首の骨は7つあり、骨と骨の間には椎間板とゆうクッションがあります。
そのクッションが痛んでいないか、骨の並びが歪んでいないか、ほかの病気(腫瘍やばい菌感染や骨折など)の可能性はないかなどを診ています。
ほかの病気が疑われるときはMRIや筋電図などでの精密検査をすることがあります。
~どうすればいいの~
肩こりを予防するには僧帽筋の本来の動きを取り戻すことが重要です。
・同じ姿勢を長く続けない
・肩を冷やさない
・肩やくびを動かす体操をして僧帽筋を動かす。
・リラックスしてストレスを取り除く。
このような予防を普段から心がけましょう。
治療は予防にもつながるのですが、肩甲骨を上手に動かす方法を覚えることです。
自分で動かそうとすると変に力が入ってしまうことがあるので力を抜いて動かすことが大事です。ただ、力を抜くのって意外と難しいですよね。リハビリで力の抜き方を覚え理学療法士による施術、ストレッチマシーンによる運動が効果的です。薬での治療は筋肉を和らげる薬や痛みを抑える薬やシップを使用します。
普段の姿勢やくせ、ストレスによる影響が多いですので仕事での動作や普段の家事のしかたなど関係ないと思われることでもお話を聞かせてもらえると一緒に原因を考えられると思います。
些細なことでも相談してくださいね。
自分も肩こりには長年悩まされてましたが、意識して姿勢を正し体操することでだいぶ良くなりました。
肩こりは現代の生活により非常に多くなってますので、あきらめずに少しでも良くなるように体を動かしていきましょう。