変形性肘関節症|かいと整形外科リハビリクリニック|兵庫県尼崎市の整形外科・リハビリテーション科

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変形性肘関節症|かいと整形外科リハビリクリニック|兵庫県尼崎市の整形外科・リハビリテーション科

変形性肘関節症

皆さんこんにちは。

今回は変形性肘関節症についてのお話です。

関節の変形はどの関節でも起こります。肘で起こる関節の変形について特徴的なことはしびれを伴うことがあることです。

それでは変形性肘関節症について説明していきます。

 

 

~どうなるの~

まず、困るのが痛みです。肘を動かすと痛みが強くなり、安静にすると軽くなります。

そして、肘の屈伸運動が制限され、肘が曲がらなくなります。口に手が届かない・頭が洗えないなどの症状が出現します。悪化すると突然ロックしてしまうように動かず固まってしまいます。少しでも動かそうとすると激痛を伴います。

さらに進行すると肘の内側にある尺骨神経が圧迫され麻痺が出現します。薬指と小指の感覚が鈍くなり、伸びなくなります。物をつかむ筋肉が衰え、指の動きが障害されるようになります。

 

 

~何でなるの?~

原因は「使いすぎ」「ケガ」「炎症」の3つがあります。

使いすぎで多いのは野球や柔道、剣道などのスポーツに由来するものと大工や土木建築作業者による仕事に由来するものがあります。

ケガによるものは関節の中で起こった骨折や靱帯損傷の影響でグラグラした肘が原因になります。

炎症によるものはバイ菌感染や痛風等による関節炎によっておこることがあります。

肘の外側で軟骨がすり減ってなくなり、骨が関節内にむき出しになります。内側では余分な骨の突起ができ、動きの妨げになります。

更に進行すると余分な骨が遊離し、引っかかって挟まると動かなくなり激痛の原因となります。

 

 

~どんな検査をするの?~

原因を探るためにもどんなスポーツをしてケガなどがなかったかを聞き取ります。

また、日常生活でできない動作はどのような動作なのか、何ができるようになりたいのかをお聞きします。

次に肘の動きを確認します。曲げ伸ばしはどの程度できるのか、グラグラしていないかを観察します。

レントゲン検査では関節の隙間が狭くなり、余分な骨の状態や、軟骨周囲が固くなって白く映ります。骨の状態を見るためにはCT検査を行い、靱帯の状態を見るためにはMRIを取ります。どこまで検査をするかは診察をして希望を聞きながら検討します。

 

 

~どうしたらいいの?~

治療に関しては日常生活で何が困っていて、何ができるようになりたいかによって変わります。

初期の痛みに対しては装具や三角巾などで固定し、薬や注射で痛みのコントロールをします。注射は強い痛みに効果的ですが、頻回にすると感染のリスクがあり数回程度しか使えません。このような痛みのコントロールで日常生活が楽にはなりますが、根本的な解決にはならず少しずつ変形は進行してしまいます。

痛みを薬や固定で落ち着いた後に重要なのはリハビリです。

温熱療法や低周波などで血行を改善し、周囲の筋力を鍛えて関節への負担を軽減します。

筋トレと可動域訓練を行うことで制限された動きが改善し、生活しやすいように腕の使い方を覚えていきます。

 

肘の変形で最も困るのは口に手が届かなくなることです。口に手が届かないとご飯が自分で食べれなくなるのでそこまで悪化してしまうと手術が必要となってきます。

そのほかにもトイレの始末が難しいや頭が洗いづらいなど動きが悪いことで困るようなら手術を検討します。

 

 

当院ではこのような肘の変形に対するリハビリテーションも積極的に行っております。

やりたいことができるようにリハビリを通じてサポートいたしますので困ったことがあれば相談してください。

それではまた来週。